テキストファイルいじり編1

preTNF・TNF

前回では、タイトルって何のタイトルだよ!というところまでやりました。

このタイトルや目次の指定には、PreTNFから始めるのが簡単です。
ではそのPreTNFとは何なのか? 公式サイトと「超簡単な威沙の使いかた」から引用してみます。

PreTNFとは、記述の面倒なTNFの雛形を生成するため、通常のテキストファイルに記号を埋め込むことにより、 ある程度TNFの生成を自動化するための記述方法です。
TNFに比べて遙かに簡易的ですが、これだけでも殆ど用が足りると思います。
(細かい調整はTNFに変換してから行うことになりますが)
PreTNF=Precede TNF
TNFの先立つものという意味になりますが、通常の文章ファイルに簡単な構文を記載することでTNFを生成するためのフォーマットになります。

つまり、TNFそのもので一から指定するのは結構面倒なので、それの短縮版で先にざっと指定しちゃおう、ということですね。マクロみたいなものでしょうか。

というわけで、最初からTNFファイルでの記述を覚えてもいいですが、テキストファイル上で簡単なPreTNFで指定してからTNFファイルにした方が、細かい部分で打ち間違えずに済みそうです。

ここでは素のテキストファイルを使い、さくっとPreTNFで指定していきましょう。

preTNF指定

さて、PreTNFの記述方法は、公式サイト左メニューからリンクされているPreTNF(テキスト)リファレンスというPDFに書かれています。

こんな感じ。

#で囲まれているのがPreTNF、変換例として <>で囲まれているタグがTNFです。

これを元に、前回変換した「春を待つ」のテキストファイルにPreTNFを加えてみましょう。



これが

こんな感じに。

で、PDF変換。

1ページ目。

2~3ページ目。

偶数ページ参照用。「タイトル」だった部分に指定した「春を待つ」が入ってますね。

最終ページ。

#タグの後に入れたそれぞれの情報が、中表紙・中表紙裏・奥付に反映されています。超簡単。
他にも修飾できるものがあるので、どんどんやっていきましょう。

この時の注意点としては、情報を記入しなかった場合にはこのようにサンプル文字が自動的に挿入されることと、半角#で囲ったタグの後にスペースを入れると情報は表示されないが「著者」「URL」「E-mail」などが残ること、そしてその表示はPreTNFをいじっても変わらないということです。
奥付のレイアウトはTNF形式を使ったり違うテンプレートを選んだりすることで変えられますので、このあたりを威沙で調整するならそっちでやりましょう。中表紙と奥付が要らない場合、目次ページだけ指定ページ出力で出して、PDF結合ソフトで本文と結合させてもいいですね。
基本的には以下の形式をテキストファイルの冒頭にコピペして、その作品に応じて入力したりしなかったり消したり加えたりすると、便利かもしれません。

preTNF一覧

英語表記の場合。(大文字でも小文字でも大丈夫)



こんな風に混ざってても大丈夫。(ただ見づらい)

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