一から始めてみる威沙でPDF


テキストファイルいじり編2


前回は中表紙・中表紙裏・奥付のPreTNFでの指定をやりました。
今回は、目次や改ページの指定をやっていきます。

まずは本文の開始〜終了位置を指定します。これをやっておくと、これ以外の場所に大量に改行をしたり色んな文字を書いたりしても、TNFには反映されないのでPDFにも反映されません。テキストファイルを見やすくするのにいいですね。
タグは、
#開始#
本文
#終了#
です。


本文を囲ったら、章立てしていきます。タグは、
#章#
#CHAPTER#
このどちらかを使うことで、話を区切ることができるのです。短編集で作品ごとに分ける時にも使えます。何個でも大丈夫。
そこまでの長さではない作品や、長編でも区切りをつけない話ならこの作業は不要でしょうから、軽く読み流していいと思います。

では章立て。


#章# 一
とすると、



はい。章立てせずに普通に出力した時との違いは、
・フォントサイズ
・左上のページ番号の横の文字
です。左上の「一」はすべての奇数ページに振られています。「タイトル」が右で、「章の名前」が左ということです。
※章立てされる文字のフォントサイズはTXT→TNF変換時に指定され、本体各種設定タブ詳細設定の「テキスト変換設定」内「ページタイトルサイズ」がそれです。ここの数値を変えると反映されます。(デフォルトは150%)

TNFファイルにしてからでも変更可能。左上の章タイトルの配置はデフォルトテンプレートで指定されているので、変えたい時はこれをいじります。その辺はまた後々。
更に、目次・奥付付与にチェックを入れて出力してみると。


なんと、白紙だった3ページ目に、目次が書かれています。しかも章が始まったページ数まで。これは章立て指定が目次とリンクするように作られているからです。おかげで自分で章開始の各ページ数をチェックして目次にちまちま入力して、本文を加筆した際また確認してちまちま変える、なんてミスが必至な作業をせずに済むのです。超便利!

というわけで、章立てしていきました。





(タイトルここに要らないのでは?となったので、消してます)



ん?
上の画像、何か変に感じないでしょうか。感じますね。二章目がページの途中から始まっちゃっています。途中というか最後から始まっちゃってます。ここまできたら次のページから始めようよ!です。

ここで必要なのが、改ページ。
#NEWPAGE#
#改頁#
#改ページ#
:
これらのどれかを入れるだけで、改ページされちゃいます。楽ちん。
これは章立てタグを入れる時に、一緒に入れた方がなお楽です。二度手間になりません。では、やっていきます。
この時、ついでにコメントアウトタグ「!」を使って、後からどこがどの章なのか検索できるようにしてみましょう。(この上の方のコメントは後々スクショで邪魔になるのでTNFファイル変換時には消しています)



改ページを加えました。



分かりやすい部分をスクショ。この通り、きちんと改ページされています。



目次の章開始時のページ数も反映。

これでほとんど完成です。なお、PreTNFだけで章の始まりをどれも奇数(左)ページからにしたいという場合は、改ページを足したり増やしたりすることで調整できますが、TNFにしてからの方がすっきりするかもしれません。
※TNFでは<section>タグを使うことにより、左ページからの開始を統一できます。改丁機能です。目次タイトル(目次での表示名)とページタイトル(左ページ番号横の表示名)も<section>タグ内で指定できるので、TNFでは利用するといいかも。
最後に、(了)を地付きにしておきましょう。
#UNDER#
#地付き#
を使います。
#地付き# (了)





了!

ルビを振ったり傍点を振ったり、挿絵を入れたりレイアウトに凝ったりまでする場合にはまだまだやることはありますが、とりあえず文章だけのPDF変換ならこんな感じで大丈夫だと思います。

今回はA6文庫本のプロファイル、デフォルトテンプレートでPDFファイルを作製してみました。このプロファイルは他にも色々あり、テンプレートも他にあります。威沙のページ余白やヘッダー等のレイアウトはこの二つで変えられるので、カスタマイズする余地が沢山です。

それはまた今度にするとして、次はTNFファイルへ変換してみます。



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