TNFファイルいじり編

TNFファイルいじり編

では、例として「春を待つ」のTNFをいじっていきます。まずは使わないものをざっくり削除。

<title>春を待つ</title>
<writer>SOrow</writer>
<url>http://north.undo.jp/</url>
<mail>sorow@north.undo.jp</mail>
<circle>SOroom</circle>
<edition>2018年1月15日 初版</edition>

<!--rubymap:ルビマッピング-->
<!-- ルビマッピング -->
<rubymap base="正" text="ただし" render="first" balance="off"/>

<!--スタイル定義-->
<style>
font.chapter { size:150%; }
font.big     { size:120%; }
font.small   { size:80%; }
strike.dash  { size:5%; type:single; }
strike.wave  { type:wave; }
sideline.line{ type:line; }
</style>

~
<!-- 一 -->
<index>一</index><page_title>一</page_title><font style="chapter">一</font>~
~
 白いカッターシャツに、汗がにじんできた。~

すっきりしました。文章情報系のコメントは絵師の情報を載せる際にはあった方が紛らわしくないと思いますが、作者の情報を入れるだけならこれでも良さそうです。フォントマップも今回使わないので全部削除しちゃいました。ただヘッダーや章タイトルや本文一部分のフォントを変えるかもしれない場合には、残しておいた方が変更しやすいです。基本残してて問題ないとも思います。PreTNF上で再度編集してTNF出力するなら追加されますしね。今回はひとまずの見やすさを取りました。

sectionタグを使ってみよう

では、PreTNFでは改ページにしてた部分を、セクションにしてみます。sectionタグで囲うことで、左ページ開始で統一させることができるのです。別に改ページのままでもいいのですが(ページ数増えないし)、折角なのでやってみます。ものは試し。
sectionタグは目次タイトルとページタイトルを指定できるので、PreTNFの章立てを利用しつつ、章を囲っていきます。

<!-- 一 -->
<section title="一" page_title="一">
<font style="chapter">一</font>~
~
 白いカッターシャツに、汗がにじんできた。~
(中略)
</section>
<!-- 二章 -->
<section title="二" page_title="二">
<font style="chapter">二</font>~

章立てした文字定義を利用して、飾りたくなった時に役立てます。今回は飾ることもないのでとりあえずこのままで。
改ページタグである<newpage/>はそれだけでも使えるのですが、<section>タグは閉じないとエラーとして教えてくれます。威沙では他にも記述ミスがあるとエラーでこの辺だよと教えてくれます。優しい。

numberタグとspacerタグも使ってみよう

それと今回は章タイトルが漢数字だけなので、TNFの<number>タグを使ってみたいと思います。これは自動採番タグで、最初に使うとあとはタグを入れるだけで、勝手にカウントアップしていってくれるという楽々機能です。それにプラスして<spacer>タグも使ってみます。これは指定した個数分の空白を挿入してくれます。組み合わせるとこんな感じ。

<!-- 一 -->
<section title="一" page_title="一">
<font style="chapter">
<spacer num="4"/>
<number name="count" format="kanji1" value="1"/>
</font>~
(中略)
</section>
<!-- 二章 -->
<section title="二" page_title="二">
<font style="chapter">
<spacer num="4"/>
<number name="count"/>
</font>~

入れたまま放置していた検索用コメントアウトがここで役立ちました。目安があるといいですね。
spacerはnumに入れた数字文の空白が入りるので、こういう時にも便利です。numberはこのくらいなら名前指定しなくても大丈夫ですね。以下spacerタグとnumberタグの補足ですが、TNFリファレンス見た方が分かりやすいです。見ましょう。

TNFからPDF化

何のかんのとPDF変換です。

自動採番とスペース挿入ができました。やったぜ。

中表紙。

2~3ページ目。

章のはじめは左ページから。(前の画像とページ数などが違うのは別の時期に作ったためで、中身に変化はありませんです)

奥付。

どうでしょう。今回はルビが一つで文字装飾も段組でもなかったのであまり変わり映えがしませんが、奥付はすっきりしすぎるほどすっきりしました。寂しいほどです。これはテンプレートでいじってみることにします。
ちなみにセクションタグを入れた結果、本文は69ページになりました。素の状態だと63ページ。改ページだけなら64ページ。ページ余白や文字数行数にも左右されますが、この辺どうするかは好みですね。個人的には改ページだけのが好みですが、きっちり分けるならセクションがいいなあと思います。アンソロとかですかね。

TNFいじりはここで一旦終了して、次はテンプレートをやっていきます。が、その前にもう一つ、書いておくことがありましたので、そちらを先に。

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