一から始めてみる威沙でPDF


TNFファイルいじり編


では、例として「春を待つ」のTNFをいじっていきます。まずは使わないものをざっくり削除。



すっきりしました。コメントは絵師の情報を載せる際にはあった方が紛らわしくないと思いますが、作者の情報を入れるだけならこれでも良さそうです。
フォントマップも今回使わないので全部削除しちゃいました。chapter指定しているフォントタグの挙動が心配でしたが、定義されてないと他と同じになるだけのようです。でも物臭せずに指定した方がリスクはなさそうですね。今回は物臭しました。真似しないでください。

で、PreTNFでは改ページにしてた部分を、セクションにしてみます。左ページ開始で統一させるのです。別に改ページのままでもいいのですが(ページ数増えないし)、折角なのでやってみます。ものは試し。
sectionタグは目次タイトルとページタイトルを指定できるので、PreTNFで指定していなくても一発で決められます。PreTNFで章立てしている場合はそのまま章の本文ごとにセクションで囲っていけばOKです。



<section>〜</section>
<section title="一" page_title="一">〜</section>

ただ章立てした文字を装飾したい場合は、PreTNFで指定したまま使用した方が楽そうです。というか大体はPreTNFで指定したままの方が楽ですね。
今回は装飾しないので、セクションタグに置き換えていきます。改ページタグである<newpage/>はそれだけでも使えるのですが、<section>タグは閉じないとエラーとして教えてくれます。威沙では他にも記述ミスがあるとエラーでこの辺だよと教えてくれます。優しい。
※改ページタグの<newpage/>は、<newpage num="5"/>のような形で、改ページ数を指定できます。5とすると5ページ分ページが送られます。

それと今回は章タイトルが漢数字だけなので、TNFの<number>タグを使ってみました。これは自動採番タグで、最初に定義を指定すると次からその定義名でタグを入れるだけで、勝手にカウントアップしていってくれるという楽々機能です。



入れたまま放置していた検索用コメントアウトがここで役立ちました。目安があるといいですね。
ついでに章名にスペース加えてみました。ちょっとだけ下げるのが狙い。
あとからTNFで<spacer>タグをnumberタグと一緒に入れてったら超楽じゃんと気付きました。<spacer>は空白挿入タグで、<spacer num="〜"/>とするとnumの数字分だけ空白が挿入されます。ここではnumberタグを指定してから<spacer num="4"/><number="c"/>としていけばいいわけです。空白の数が目で分かると確認しやすいですね。
で、PDF変換。


自動採番はこの通り。(あとから加えたのでこれ本文だけのページ数になってます)


中表紙。


2〜3ページ目。


章のはじめは左ページから。



奥付。

どうでしょう。今回はルビが一つで文字装飾も段組でもなかったのであまり変わり映えがしませんが、奥付はすっきりしすぎるほどすっきりしました。寂しいほどです。これはテンプレートで変えるとしましょう。
ちなみにセクションタグを入れた結果、本文は69ページになりました。素の状態だと63ページ。改ページだけなら64ページ。ページ余白や文字数行数にも左右されますが、この辺どうするかは好みですね。個人的には改ページだけのが好みです。(なぜセクションにしたのか)

TNFいじりはここで一旦終了して、次はテンプレートをやっていきます。が、その前にもう一つ、書いておくことがありましたので、そちらを先に。

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