一から始めてみる威沙でPDF


テンプレートをいじる前に


テンプレートをあれこれする前に、テンプレートとプロファイルの関係を書いておきます。

プロファイルというのは、紙面サイズ・余白サイズ・文字数・行数などの基本的なレイアウト設定です。威沙ではtokimi.confファイルによって、A6(文庫)サイズやA4二段組等の各プロファイルが定められています。これを使えば自分で一つ一つ数値を入力せずとも、そのプロファイルに沿って自動的に縦書き組版されますし、少し余白を調整したい場合等には本体の「本文・トンボ設定」で一時的に変更することも可能です。オリジナルのプロファイルを作りたければ、tokimi.confに定義に則って書き足せばOKです。
※ここで言う「余白」とは、塗り足しではなく「用紙サイズ−天地ノド小口」で生じる用紙サイズと本文サイズの空間を言います。塗り足しは「本文・トンボ設定」タブにおける「トンボ・挿絵余白」の一番上の余白であり、tokimi.conf上のTrimMark_marginです。
このプロファイルですが、テンプレートの基準になります。テンプレートはプロファイルによって指定された紙面サイズ、及び本文(紙面−余白)サイズを基準として、文字を配置しているからです。



捕捉:テンプレートで使用しているタグで載せた画像に、余白等を足しました。見づらいですが、青字はtokimi.confと威沙本体の「本文・トンボ設定」で動かせる余白、緑字は一般的にページタイトルやページ番号が挿入される部分を示しています。
※これは右ページの場合。左ページの場合は右側がノドです。製本する場合にはぶ厚い本ほどノドを大きく取った方が、内側に詰まらずに読みやすくなります。
※威沙ではヘッダー・フッターのような形は取らず、一般的にそこらに表示されるページタイトルやページ番号は、紙面サイズ(global)の端からの距離を指定することで配置されています。ゆえにこれを変えればページ番号を小口の真ん中らへんに表示する、なんてこともできてしまいます。(やる人いるんだろうか)
globalは紙面サイズ、localは紙面サイズから余白を除いたものです。威沙本体の「本文・トンボ設定」タブを例にしてみます。



上図に加えて段数・段間を変えても余白は変わります。ほとんどの数値を変えると余白に反映されるわけですね。それにより本文サイズ(localの大きさ)が変わるので、このプロファイル次第では、テンプレートのレイアウトが崩れることもあります。
一つの作品の余白・文字数・行数等を決めてからテンプレートの調整をした方が、最後の最後で文字数なんかをちょっと変えてみた時に「被っとるがな!」とならずに済みそうです。

プロファイルはある程度(一時的に)威沙本体から調整が利きますので、文字数行数や天地小口ノドのサイズを変えたい場合には、そちらを優先してみてください。そのうちここでもプロファイル説明ページを作りたいところです。(先にやると小難しくなりそうで後回しにしてしまいました)

次こそはテンプレートをいじります。

補足:テンプレートで使用しているタグ < 補足:テンプレートをいじる前に > 捕捉:テンプレートがいじれない?

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