一から始めてみる威沙でPDF


テンプレ奥付編


ようやくここまできました。奥付(publisher.tnf)編です。では早速デフォルトテンプレートでの奥付を見てみましょう。



どん。ここまで出力されれば奥付として十分なのでそのままでもいいのですが、イラストレーターさんやフレンドがいなかった場合、真ん中から下ら辺は特に不要ということもあります。あとはもうちょっと真ん中に寄せたいだとか下に寄せたいとかいう場合にも、ここで調整することができます。

ではpublisher.tnfをテキストエディタで開いてみます。が、今回結構長いので、ある程度省略していきます。ちなみにすべてcoordinate="local"指定されているので、普通にやっていれば紙面からはみ出す心配はありません。
それではまず上の方から。



ここではタイトル、サブタイトル・巻数、改版履歴の表示が行われており、これらは(PreTNF→)TNFでの文章情報系タグでの記述が反映されます。今回の例だとTNFではこんな感じです。
<title>奥付サンプル</title>
<volume>第1巻</volume>
<edition>hoge年 ho月ge日 初版</edition>
<edition>hoge年 ho月ge日 初版</edition>
<edition>hoge年 ho月ge日 初版</edition>
ここでの指定が奥付テンプレートの上部分に表れるわけですね。

デフォルトテンプレートでは、上三つはすべてセンタリングされています。これの縦位置を変えたい場合はyを、横位置を変えたい場合はalign="center"を削除するかcenter部をrightなりleftなりに変えて、任意のx位置を指定しましょう。
改版履歴はここでは3つだけ表示されますが、stringタグをコピペしてEDITION_0〜を1つとy位置を2.5%ずつ増やせば、紙面が許す限り載せられます。

今回は例として、タイトル位置を少しを下げてみましょう。サブタイトル部分と改版部分もあわせてずらしていきます。


<nopagenum>
<!--タイトル-->
<font size="5.05050505%" coordinate="global">
<string align="center" y="6.0%" autolength="on" coordinate="local"><!--%TITLE%--></string>
</font>

<!--サブタイトル・巻数など-->
<font size="3.367003367%" coordinate="global">
<string align="center" y="12.0%" autolength="on" coordinate="local"><!--%VOLUME%--></string>
</font>

<!--改版履歴-->
<font size="2.861952861%" coordinate="global">
<string align="center" y="18.5%" autolength="on" coordinate="local"><!--%EDITION_00%--></string>
<string align="center" y="21.0%" autolength="on" coordinate="local"><!--%EDITION_01%--></string>
<string align="center" y="23.5%" autolength="on" coordinate="local"><!--%EDITION_02%--></string>
</font>

 ↓PDF!



はい。ちょっと下になりましたね。
※巻数VOLUMEや改版履歴EDITIONなど不要な部分がある場合は、TNFでvolumeタグなりeditionタグなりを削除すれば表示されなくなります。titleタグ以外を削除するとこんなことに。

テンプレートをいじり始めるとキリがないのと、TNFの方が各バージョン間の互換性が高いですから、TNFで変更できる部分はTNFでやってしまった方が安全ですね。ただデフォルトテンプレートなどをきちんとバックアップしていれば、テンプレートから削除してもいつでも戻せますので、やりやすいようにやってください。
続いては線に囲まれているボックス内部分をやっていきますが、これが結構長いので、結構省略していきます。
まずボックス部分から。



右上からの横縦それぞれの開始・終了位置を指定することにより、ボックスが描かれます。本にする場合、奥付が右ページ(偶数ページ)になるならデフォルト位置で丁度良いと思います。左ページの場合は、もう少し右を空けた方がいいかもしれません。少しいじってみましょう。





真ん中っぽくして、縦位置を少し縮め、角を丸くし線を細くしてみました。イメージが変わりますね。ただ変更する場合、枠内の情報系文字の位置を決めてから囲うサイズを決めた方が、無駄な部分がなくなってよさそうです。不要であればこのboxタグを削除すれば囲み線も消えます。

ではこの囲われた中の情報とその位置を見ていきましょう。 基本的に「奥付」はセンタリングで、他はalign="left"からのx位置指定になります。著者(WRITER)、著者のURL(URL)、著者のメールアドレス(MAIL)、イラストレータ(ILLUSTRATOR)、イラストレータのURL(IURL)、イラストレータのメールアドレス(IMAIL)は、どれもX位置が同じように配置されています。違うのは発行サークル(CIRCLE)と協力者(THANKS)の部分ですね。ちなみに上の画像では表示していませんが、印刷所(PRINTSHOP)の位置も違います。
例として、サークル部分と著者部分を見てみましょう。



フォントサイズは一緒ですね。ただxの値とyの値が違います。yの値は縦位置なので当然ですが、サークル名の始まりと著者名の始まりのxが違うので、著者名以下とは少しずれる形になっています。

それぞれ上のstringタグで囲まれている「発行」や「著者」の文字を変えることで、「サークル:ほげほげ」「作者:ほげほげ」という風にもできます。URLやE-Mail等々他の部分も仕組みは同じです。
以下、全部をセンタリングにするパターンと、イラストレータ・協力者を抜いたパターンをやってみます。

まずはセンタリングパターンですが、既存テンプレートのbeautiful_young_girlを使うと、中表紙テンプレートのようにシャレオツにできます。



でん。上部分の画像は威沙製作者さんのサークルロゴなので、そこを自分のサークルロゴや文字などに変えれば、簡単にセンタリングされた奥付ができてしまいます。
手動でやってみると、こんな感じです。

センタリングパターンのソース



発行日:hoge年 ho月ge日はTNFでの指定です。こんな感じでセンタリングな配置もできます。

次は、協力者等を抜いた形です。シンプルにやってみましょう。

シンプルパターンのソース



何かこう、しっくりきませんね。我ながらセンスの欠片も感じられませんが、参考ということでご容赦ください。上のパターンではstringタグでの「発行」「著者」部分を削除し、「発行日:〜」「発行者:〜」とTNFで指定しています。stringタグの方が開始位置を確実に指定できますが、まあこういうやり方もあるということで。一番下の注意書き・威沙を使用しています文章は削除してもいいようですが、今回の例では残してみました。

サークル〜スペシャルサンクスまでのフォントサイズは、それぞれのfontタグを削除してから、<!--発行者-->の前にfontタグを入れて<newpage/>タグの前で閉じれば一括で指定できます。既存のままなら個別にサイズやスタイルの変更もできますね。

テンプレートでは他にも色々いじれますが、とりあえずこれくらいでも変えてみると、オリジナルのレイアウトができるのではないでしょうか。タイトルらへんを縦書きにするのも面白いです。URLとかは横書きにしないと見づらいですけどね。
以上で奥付編を終わります。次は補足的にイラストレータ編です。


テンプレ右ページ左ページ編 < テンプレ奥付編 >テンプレイラストレータ編

トップへ戻る