一から始めてみる威沙でPDF


出力形式編


今回は威沙の便利な機能の一つ、出力形式を取り上げます。威沙本体の「出力設定タブ」で選択できるアレです。

コレ。

これ、少々クセがありまして、自家製本している方だと引っかかる部分があるかもしれません。というわけで、ちょっと紹介してみます。

電子書籍向け・1ページ単位

電子書籍向けに1ページずつ出力されます。「1ページ単位」との違いは、PreTNF・TNFで表紙COVER、口絵FRONTISPIECE、裏表紙BACKCOVERを指定していたら自動的に挿入・出力されるという点です。そこを設定していなければ挿入はされませんので、電子書籍向けでも1ページ単位でも同じになります。電子書籍向けといってもセキュリティかけてなければ印刷できますから、入稿する時や自分で面付けする時には、これで十分ですね。


見開き

見開きです。例えばA6文庫本サイズのプロファイル設定なら、そのA6のページを右・左と連番でA5用紙に見開き状に配置していくというものです。A5プロファイルならばA4用紙に2ページ分ですね。これは見開き形式で見せたい場合に適しています。片面印刷の袋綴じにする時も、この形式でいいのではないでしょうか。

中綴じ

これはおそらく中綴じではなく、平綴じ用なのではないかと思います。ここではA4用紙にA6ページが4つ配置されます。というかそのプロファイル設定サイズのが4ページ配置されるので、A5プロファイルにしたりすると出力サイズはA5×4のA3になります。家庭用プリンタだと難易度高い印刷サイズですね(印刷時にA4用紙を指定すればA4印刷できますが、多分字がかなり潰れます)。

この配置順、いわゆる面付けですが、表に奇数・偶数、裏にそれと対になる偶数・奇数がきて、×2つ分配置されます。これを出力順に両面印刷すると、上1・2で裏1表2表3裏4、下1・2で裏5表6表7裏8という風に、一枚の紙に4ページが表裏右綴じで配置されていくわけです。
つまりこれは、A4用紙に出力順に両面印刷して縦半分を横にカットし二つ折りにしたら、A6文庫本サイズとして平綴じにできる方法ではないかと思います。(全部折ってからカットする方法もありますが)


平綴じ

じゃあ中綴じ面付けされる出力形式はないのか、というと、そうではありません。平綴じで出力すると、中綴じ面付けされるのです。
これはプロファイルサイズの2ページを一つの用紙に配置する、見開き形式です。ただその順番は、出力順に両面印刷した際に表1ページの裏に2ページ、表3ページの裏に4ページがくるようになっています。これだけだと平綴じと同じようにも思えますが、この配置順が、中綴じ製本できる面付けになっています。

中綴じは面付けが若干面倒で、印刷時に印刷ページを指定し間違えると大失敗、なんてことも起こりますが、威沙のこの平綴じ出力形式を選択すると、そのまま出力順に両面印刷するだけで、中綴じ製本できるページができあがります。超便利。

じゃあこの平綴じは中綴じなのかというと、これは印刷後縦半分カットでプロファイルサイズの平綴じ用紙ができますので、平綴じ形式に違いはないのです。

折り重綴じ

用紙を折って平綴じにする場合には、これがピッタリです。その名の通り、折って重ねて綴じるように面付け出力されますので、これをそのまま出力順に両面印刷すれば、A6プロファイルサイズならばA5用紙を横半分に折って重ねて平綴じできるようになります。


重綴じ

1ページに同じページが4つ配置され、A6プロファイルならA4用紙に4冊分のA6ページが印刷されます。裁断が必要になるのでページ数が多いと大変ですが、重ねてしまえば楽でもあります。


8ページ折り本

8ページ折り本用に自動的に面付けしてくれるという、これまた便利な出力形式です。専用プロファイルの8ページ折り本(A4用紙向け)を指定して、そのままA4用紙に印刷して使用しましょう。フォントサイズや余白を変えたい場合には、威沙本体の本体・トンボ設定から変更するか、8ページ折り本(A4用紙向け)のプロファイルを変更してください。(バックアップは忘れずに)



以上、出力形式に関してでした。

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