一から始めてみる威沙でPDF


威沙で使える画像の種類編


今回はタイトル通り、威沙で使える画像の種類なんかを書いていきます。画像の作り方自体はやらないので、その辺はそれ用のサイトをご覧ください。

まず、威沙で使用できる画像の種類ですが、jpegpngの二つです。これらを威沙で使うにあたっての特徴別に分けてみると、


という感じです。

jpegは低い品質で出力するとノイズが混じります。高品質ならpngと変わらないような見た目になりますが、ファイルサイズがpngより大きくなります。ただjpegの場合はサイズが大きくなっても威沙の読み込みスピードは早いままなので、出力しやすいですね。

pngは品質は保てますが、ファイルサイズが大きくなるほど威沙の読み込みスピードが遅くなります。ただこの時256色以下に減色すれば、jpegよりちょっとだけ遅い程度のスピードになります。フルカラーで遅くなるのは避けられません。
また、公式情報によりますと、

威沙の小技:画像でPNGファイルを指定する場合には低圧縮率にしたものを指定しましょう。

PDFには直接的PNGを埋め込めないため、威沙内部で一旦展開と変換処理を行うのですが、高圧縮されているとこの展開処理が非常に遅くなるためです。
(動きはしますが固まったように遅いです)

— 風野旅人 (@tabito_kazeno) 2016年12月15日
とのことなので、PNGは圧縮しない方がいいですね。

以上のことから、威沙で画像を使う場合には、
とすると、綺麗さを保ちながら、PDF出力を素早くできます。
※jpegやpngの可逆・非可逆圧縮ツールはフリーのものが色々と出ています。webサービスとしてjpeg,pngともに圧縮可能なTinypng、jpeg用のjpegminiなどがあります。ソフトではAntelope(参考:窓の社レビュー)が多機能ですね。
※私は透過pngの減色にはPNGoo、一つ一つ個別にリサイズしたい時にはYukari、まとめてファイル変換する時にはRalphaを使っていますが、他にも良いソフトがあればお教えください。
次に、画像を使う場合に注意すべきことは、解像度です。
※解像度は、ざっくり言えば画像の緻密さです。これ以上の説明はこちらの頭では難しいので、「イラスト 解像度」などで検索していただければと思います。
出力されたPDFをどういう用途で使うかにもよりますが、印刷する場合の解像度は、
が一般的ではないかと思います。
イラストソフトがあるのなら、キャンバスサイズをA6等の作る本の紙面サイズ(プラス一応塗り足しとして5mmほど取っていれば安心です)にして、解像度を350か600にして画像を作り、そのままpngやjpegで出力すれば大丈夫です。もしも中表紙画像や挿絵画像を威沙を通さず用意するのであれば、イラストソフトで直接PSD・PDFしてしまった方が、問題なく進められると思います。

データで配るにしても、印刷用の解像度で画像を作っておけば、本にしたくなった時に困ることもありません。ただ威沙を通してPDF化すると、画像のファイルサイズがそのまま反映されますので、ある程度は圧縮・減色した方が扱いやすいかもしれません。ファイルサイズが大きくても大丈夫なら、そのままでOKですね。

威沙でjpeg・png画像を加えてPDF化するメリットは、挿絵と本文が一体となったPDFにできるので扱いやすいことと、テンプレートで本文の装飾用画像を入れるにしても、本文の文字が劣化しないことでしょうか。特に電子書籍として配布する時には出力されたままのPDFでいいですし、自家製本するにも面つけ機能を使って出力すると楽になりますので、便利ですね。

次は画像タグです。


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