2.使ってみる

目次

インストールした威沙を使ってみます。

威沙の起動

デスクトップにショートカットを作成していると、こんな4つのアイコンができているので、威沙のアイコンをクリックします。

icon
威沙アイコン

  • デスクトップにショートカットを作成している:それをクリック
  • 作成していない
    • スタートメニューに登録している:そこから威沙を起動
    • 登録していない:インストールした場所からizunaフォルダを探してIzuna.exeをクリック

起動すると、こんな感じです。

izuna
威沙の画面

直感で使用できる形ではあるのですが、初見では分かりにくいかもしれません。ここではざっくりとやっていきます。

テキストファイルを用意

小説を書いたテキストファイル(.txt)を用意しましょう。今回は【小説】フォルダに入れてみました。

text

wordで書いている方は、右クリックから新規作成→テキストドキュメントを作ったりして、拡張子.txtのファイルに本文をコピペしてみてください。

text1

中身はこんな感じです。

ここではテキストエディタとしてOTBEditを使用していますが、TeraPadサクラエディタなど、お好きなものをお使いください。テキストエディタについてはいつか書けたら。筆者は普段VScodeを使っています。

タイトルを指定

このままでもPDFは作れるのですが、本文としての体裁を最低限整えるのに、タイトルだけ設定しておきます。テキストファイル上で、#タイトル#の後にタイトル名を入れればもうOKです。

title

#タイトル#春を待つ

テキストファイルを威沙に投入

起動させた威沙にテキストファイルを投入します。これには2つの方法あります。

その1.ドラッグ&ドロップで投入

ドラッグ&ドロップで投入します。変換元に放り込みましょう。

drag

その2.変換元を指定する

ファイルを開いて指定することもできます。↓のボタンをクリックします。

sitei
ホバーすると【変換元ファイルを開きます】と出る

ファイルを開けるので、小説のテキストファイルを開きましょう。

sitei2
開こう

結果

siteikekka

ドラッグ&ドロップでもファイルを開くでも、こんな風に変換元を指定できます。

PDFにしてみる

とりあえずPDFを作ってみましょう。

pdfclick

↑のボタンをクリックします。

pdfseisei

PDFが生成されます。できあがるまで待ちましょう。

henkansyu

終わると音がして、ダイアログで知らせてくれます。

PDFの場所

PDFは作品ファイルと同じ場所に作られています。やったぜ。

dekiteru

PDFを違う名前・違う場所に作りたい場合は、変換先を個別に指定します。〇〇.pdfの〇〇を変えれば、その名前でPDFが作られます。
sakisitei

開いてみる

dekiteru

このできてるやつの中身を見てみましょう。Adobe Acrobat Readerで開いてみます。

ここでは一般的なソフトとしてAdobe Acrobat Readerを使いましたが、PDFで表示を何度も確認するならsumatraPDFが使いやすくておすすめです。

dekita1
dekita2

できてるー!

同人誌の本文に使うだけなら、これでもう入稿できるような状態です。便利。

ただ、

  • 改ページを入れたい
  • ルビを振りたい
  • 中表紙や目次や奥付を入れたい
  • 表紙や挿絵を入れたい
  • 文字数や行間などを変えたい

などの場合は、また別のことをやります。個別に書いていきたいと思います。

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